21世紀のじゃぱにーず・らんぐいっち

７月某日。
今年も小ぢんまりとした七夕飾りが、近所の小さな商店街のアーケードに登場。
「家族が健康で幸せに」「てすとでいい点とりたい」「商売繁盛」などなど、ささやかな庶民の願いに目を細めていたら、小学５年・女子の短冊に目が点に。

そこにはただ一言、

「ビリオネア」。

「お金持ち」でも、「億万長者」でもなく、

「ビリオネア」。

「本気」と書いて、

「マジ」と読む。　←違うか


つーさん「その子の猫になるには、どうすればいいの？」

だめです。つーさんは永遠の庶民・kawoossanの猫です。


８月某日。
服を買いに行く。

何の変哲もない白いシャツを試着。
店員さん「とってもお似合いですよぉ～、デニムにも合いますしぃ～
ジレなんか着ても素敵ですよぉ～」


デニム。

「Ｇパン」でなく、「ジーンズ」でもなく、

「デ
　　 ニ ム 」でもなく、｢ デ ニ ム ｣ 。


ジレ。


｢チョッキ｣でなく、｢ベスト｣でもなく、｢ジレ｣。

……

そういや、最近おなごの間で流行ってるのは、

「つなぎ」じゃなく、「オーバーオール」でもなく、

サロペット。


……あははははははははははははははは。

ふと値札を見ると、何の変哲もない白いシャツは、

２１０００円（消費税別）。

ひぃいいいいいいいいいいいいいいい～


確かに。うらやましいです。


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