下僕が、風邪を引いた理由

朝方、白猫様はやってくるのです。
下僕を前手手にて、つんつんつん。「そこに入れたまえ」

下僕は、夏の名残のまま、掛け布団なしでだらしなく腹を出して寝ているのですが、
「四十肩は冷やしてはいけない」ので、タオル地のシーツを肩から上にかぶっているのです。

「イエッサー！（サー、じゃないけど）、すぐにっ」と、シーツオープン。
ここで素晴らしいのは、シーツをかぶっているのが肩から上なので、白猫様がくるるるん♪と丸くなられる場所が、下僕の顔面そばだということっ！！

もーふーりーたーいーほーうーだーいー！！
（でも、やりすぎると叱れ、去って行かれる）

こんなおいしい状況をむざむざやめるわけにいかないじゃないですか！
だから、朝晩は微妙に冷えるのに、シーツ肩から上にかぶり状態、肩から下は丸出しで寝るんですよ！！！

仕方ないじゃないですかっ！！！















ということで、今朝からくしゃみ連発、みずっぱながつーっ。

馬鹿である。下僕は、馬鹿である。

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