つーさん、歯科＆その他検査で散々でした…

ねこもニンゲンも、年を取ると診察券の類の数がやたらに増え、財布がパンパンになるのです。




つーさんの歯に異常を感じ、歯科のある初めての獣医さんに朝一番で予約をしたのですが、下僕が大寝坊！
9時の予約なのに、8時30分に目が覚めるという大失態！
あせりながらも、お布団の中でぐーぐー寝ているつーさんを起こさぬように、そっと布団を出る下僕。
下僕、3分で身支度完了。
そして、洗濯ネットを手に持ち、じりじりと白猫様の元へ…

布団めくりっ！
網打ちっ！
ファスナー閉めっ！





















はーい、だまし討ちでーす。

いやー、人間、何とかしようと思えば何とかできるものです、9時数分過ぎに獣医さんに到着できましたよ。
まずは獣医さんがつーさんの口の様子を診察しつつ、看護士さんがデジカメ撮影。
それを見ながらの説明でしたが、思っていたより悪い状態でした。

「破歯細胞性吸収病巣」
歯が溶けて神経が露出し、痛みが出る病気だそうです。
不勉強のためはじめて聞きましたが、猫には良くあるそうです。
また、片側の噛みあわせが悪くなっていて、上の歯が下の歯ぐきを傷つけていました。
奥歯は歯石のせいで歯が溶けている可能性も。

問題なくカリカリを食べているので、完全に油断していました。
つーさん、ごめん！
とにかく、早いところ悪いものを取り去ってもらうべく、即、抜歯手術を申し入れました。

猫の歯科治療には麻酔必須。
ということで、エコーやら血液検査やらレントゲンやらフルコースで1時間。
心臓と甲状腺は外部機関に出すそうで、それ以外の結果を説明してもらいました。

高血糖・高コレステロール：初期糖尿病の可能性。ただし、興奮していると上がりやすいので経過観察（ひええええ～～）

高カルシウム：腎臓の疾患や腫瘍の疾患の可能性。要経過観察（うわああああああ）

エコーでの異常：心臓の壁の肥大、片側の腎臓に影。心臓は外部検査の結果待ち。腎臓は結石や腫瘍の可能性もあるが、まずは経過観察（うぎゃあああああああああ）

獣医さん「年齢の割に月子ちゃんはいい体格していますね。
おそらく甲状腺の異常はないでしょう。その他の結果も、しばらくは経過観察で大丈夫だとは思います」

先生、「いい体格」って、デカイ（デブ）ってことですか？←kawoossan心の声

色々と問題をはらみつつも、次の金曜日に、抜歯手術決定です。
どれくらい歯を抜くかは手術してみないとわからないそうですが、キャットフードだけの食生活ならば、歯が一本もなくても、問題はないそうです。
そうなんだー。

つーさんの健康と長生きのために、どーんとやっちゃってください、先生！

しかし。
抜歯手術の見積もり。その金額にクラっとしました。
今日の診察と検査も、覚悟はしていましたが、明細を見た時、顔は平静でも心は嵐。

今年のつーさんの医療費の総額ときたら、下僕の月の手取りを軽くオーバーっすよ！
つまりは、手取りが少ないんですけど！あはは～
あ、額面も少ないんですけどね、念のため。

これまで「ねこかわいいよ～、ねこ飼いなよ～」なんて人に勧めていたけれど、今後は軽々しく言えないかも。
それから、一生ねこと暮らすことを疑いもしませんでしたが、自分が年老いたら（または失職したら）、ねこの命を全うさせるためのお金が用意できないんだと痛感。


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