だって、16年も毎日呼び続けたんだもん！

「あー疲れたなあ。帰ったら、つーさんにもふもふして……（あっ）」
自然に口から甘ったれな言葉がこぼれます。2か月経っても相変わらずです。

いないのに、分かっているのに、
「つーさんかわいいよー」
「世界で一番つーさんがめんこいよー（※個人の感想です）」
「つーさん愛してるぅ」
と、ぶつぶつ独り言を言い続けている、ちょっとヤバイひとになってます。

だって！
16年間、1日に何度もその名前を呼んで、褒め称えたり甘えたり、時に喧嘩したりしてきたんだ。
たったの2か月で変えられるわけがない……
くぅ。
抱っこしたいなあ。

そんなつーさんの、おもひでの一枚。

新品のパンツで爪を研ぐ！！なんという極悪非道！！

ねこさまというのは、とかく頑固である

実家の猫、海ちゃんは1999年の冬生まれ。









今年の暑さは本当に異常なので、少しでも涼んで欲しいと、金属のひんやりボードを買ったのですが、両親曰く「何度もおすすめしてるけど、全く乗らない」だそうです。
くぅ。訳の分からんものなど、試す価値なしとみなすか。 さすが20世紀生まれの猫又までリーチかかっている女。頑固者である。


そういえば、つーさんにも買ったなあ。


下僕、おすすめ中。



なんで、そんな端っこ！もっとどーんと、真ん中へ！


ということで、下僕が調整



このひんやりボード、ほとんど使ってくれなかったなあ。
下僕の愛は、空回り。大体10のうち７か８は空回りでした。こんなに愛してるのにぃ。

近未来、「VR愛猫」なんてものができるのでしょうか

生前のペットのデータを収集しておいて、死後もVRでいつでも会える、なんてことは、技術的には簡単そうですね。
クローンとか、ロボットとか、20世紀のSF小説が、21世紀には現実になっていく。

でも、個人的にはVRつーさんも、つーさんロボットも、つーさんのクローンも、いらない。
データの集積や複製は、結局、つーさんオリジナルじゃないもん。

会いたいよーつーさーーーーん

うわーーーーん

もうすぐ49日

仏教徒であるか？と聞かれたら、違うとも違わないとも即答できない平均的日本人のワタシ。
ただし、つーさんが他界してしばらくして、49日はいつだろうと検索しました。
6月6日に死んでしまったつーさんの49日は、7月24日だそうです。

動物と人間を同じお墓に葬るのは良くないというのが常識だったと思いますが、最近は変わってきたようですね。
ワタシがいつ死ぬかは今のところ不明ですが、十中八九、葬式出してくれる人はいない。当然、墓など持てませんから、つーさんと一緒にというのはなしです。
つーさんのお骨、いずれはどこかのペット霊園の合同墓に入れるか、歴代の猫と一緒に実家の庭で土に帰ってもらうか、決めないと。

ふう。
つーさんや、まだ49日も迎えてないのに、こういう現実的なことを考えてるワタシ、薄情かねえ。

ところで、毎日毎日、「帰ってきたらいいよ、帰っておいでよ」ってうるさくジタバタしてるの聞いてる？




聞いてくれよー。帰っておいでよー。