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白猫・月子に振り回される毎日。でも、愛してるぅ~~!だから全部許す(笑)。 “ヤクルトスワローズ(燕さんチーム)”“ムーンライダーズ”もちょっとあります。
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※ネタバレ的な発言がありますので、未読の方はご注意ください。



先日、遠藤周作原作の映画「沈黙―SCIRENCE―」を見てきました。

小説の「沈黙」を初めて読んだのが大学時代。
再読したのがその10年後くらいの30代。
そして三回目が1、2年前。

大学生のワタシの感想→キチジローこの野郎!

30代のワタシの感想→キチジローこの野郎!

40代のワタシの感想→キチジローこの野郎!

そして、映画の感想→キチジロー、堂々としすぎ~もっと卑屈じゃないと~

読むたび「コイツ(怒)!いい加減にせいよ!」と目が三角になったものです。
でも、窪塚洋介のキチジローは全然弱く見えず、ロドリゴの目をまっすぐ見つめて対等な感じ。下手をすると信念をもって裏切ってるようにも感じてしまいました。それではお話が破たんしてしまうのです。窪塚の演技は絶賛されてますけど、個人的にはちょっと違うなー、と思いました。

弱くてずるくて何度も何度も裏切る。そのくせ懲りもせずロドリゴにすがりついてくる。
あたかも彼の信仰を試すかのように。
ロドリゴにとってキチジローは、荒野でキリストを試す悪魔であり、キリストを売ったユダであり、問いかけても問いかけても沈黙していた(と思われた)神の言葉の媒介であり、そして、最後まで寄り添ってくれた信徒でありました。

小説の最終章「切支丹屋敷役人日記」で、ロドリゴが江戸の切支丹屋敷に移されたこと、キチジローがついてきていること、キチジローが信仰を捨てていなかったこと、そして今回は牢に入れられ厳しく調べられても、ロドリゴを裏切ることはなかったことが明らかにされます。

キチジローやるじゃん!

徹頭徹尾、主人公のロドリゴ司祭じゃなくて、キチジローメイン(笑)。
なぜなら、自分がこの物語に入ったら、絶対キチジローだろうと思うからなのでした。
でも最後の最後のキチジローみたいになれるかは、自信ないなあ。


物語の本流である「信仰とは」という問いかけですが、これは答えの出ない問ですね。

映画中「日本の信者が信仰しているキリスト教は、正しいキリスト教ではない」という言及がありますが、イエズス会のキリスト教と、原始キリスト教(というか、ユダヤ教の新興宗教っすよね)の教義が一緒のはずないし、同じカトリック内でも色々違いがあるはず。
日本でも、神道だって仏教だって、風土や時代によってさまざまに変化していますよね。
今でもそうですが、政治や経済と宗教って、離し難く結びついているし、あまりに信仰の純度を求めると、先鋭化してカルトに向かう傾向が。

宗教って何でしょうねえ。人間が生きていくために必要とされていた宗教が、宗教のために人が生きていくという逆転現象がしばしば起こりますねえ。宗教だけじゃなくて「お金」「健康」「愛」「仕事」「趣味」などもそうですが。
そもそも人間が生きるって、何のため?という解けない疑問が浮かび上がってきちゃう。
こうなるともう、堂々巡りですね……

と、すっきりしない、結論もでないまま、放り投げた状態で、このブログの記事を終えようとしているワタシでした。
大脱線。
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