2009年8月15日の青空は

刻々、紅に染まってゆき、




















ドーン！
火薬は、花火だけに使われればいいのだ～！
ありがとう、平和～！

意味はないけど、ありがとう、つ～さ～ん！白猫サイコ～！！


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8月15日にちょっとまじめに考えたことを以下に書いています。ねこに全く関係ないので、読んでやってもいいかな？という方だけ、ご覧ください。

▽続きは↓コチラ。長いよ。

NHKで放送されていた「日本が核保有をするか否か」を討論する番組を、ちらりと見ました。
「核保有すべきだ」という男性の意見。「広島長崎以降、一発も原爆は落とされていない。これは立派に核抑止力が働いている証拠だ」。
さらに「自力で国を守るためにも、核保有すべき！」という意見もありました。

なるほど。
日本国では、思想の自由・表現の自由が認められている（ありがとう、平和～！）ので、そういう考えを持つことは、何らとがめられるものではないと思います。
同じように、ワタシの考えを述べることも認められているハズなので、
「ソレはちょっと違うんじゃないかなー」と言いたい。

国際関係は、一国対一国の利害で動いているわけじゃない。
可能な限り、多くの国と利害が一致する外交を展開できない国は、余計なコストとリスクを背負ってでも核が必要でしょう。
幸い、日本は核がなくてもその辺をうまくやれる位置にいます。

例えば、某K国が東京に核爆弾を落としたとしましょう。
一瞬で日本国は壊滅するでしょう。
でも、その行為によって某K国は、国際的な非難・孤立をするだけでなく、他の核保有国に「“正義の”核爆弾使用」というおいしい口実を与えることになる。
あっという間に報復の核攻撃をガンガン受けてオシマイでしょう。

核保有国が米ソくらいだった頃は、確かに核保有は有益だったかもしれません。
でも、核保有国がどんどん増えている中では、今から核を持ったところで得られる「核抑止力」なんか大して有益じゃないです。
それよりも核を保有するメリットよりもデメリットの方が大きいと思います。

狭い国土に山ほど原発がある日本。核爆弾を作ろうとしたら、最先端のヤツをあっという間に作れる技術力も材料も持ち合わせていることでしょう。
莫大な開発費、製作費（1発じゃすまない）、暴発や敵（って誰？）からの攻撃に耐えるだけの設備・装備を常に怠れず、古くなったものの処理費だってばかにならない。
ゴミ処理場の誘致レベルでも反対運動が起こるのに、核爆弾を保管・配備する場所の選定ならば、空前絶後でモメにモメる。

そして、先ほどの繰り返しになりますが、核保有国が増加の一途をたどるなら、日本一国が核を持とうが持つまいが、大した違いはないのです。
だったら、持たない方が賢いと思いませんか？

自力で日本国を守りたいなら、他国から「ぶちのめすより付き合ってた方が利用価値がある」と認められるようになる方が早道だし、カネの使いでもあるでしょう。
思いつくままに、石油に代わる資源開発や生産コスト・ランニングコストの低い機械開発などの有益な技術力強化、援助・協力が求められた時、事後有効に活かせる出資ができるだけの資金力を保つこと、世界から評価される文学・美術など文化の育成、外交的には八百万の神を信じる国民性を生かして（？）、一神教信仰国家同士のせめぎあいを、「まあまあまあ」と調整できる手腕を持つ人材育成などなど。

「核絶対反対！」という感情論は置いておいて、日本国の国力・国益の増強という点から見たって、諸刃の剣の核を持つよりリスクが少ない方法を取った方が賢いです。
それでも「核が必要だ！」と言いつのるのは、「クラスの“みんな”ゲーム持ってるんだから、買って～！」という子供みたい、と思っちゃうわ～

ぐたぐだ・長々と言い募りましたが、基本・根本は「戦争反対！核反対！」の感情論かな。
大切です、感情論。
だって戦争も核もいやだもん。