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白猫・月子に振り回される毎日。でも、愛してるぅ~~!だから全部許す(笑)。 “ヤクルトスワローズ(燕さんチーム)”“ムーンライダーズ”もちょっとあります。
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55歳、55歳、58歳、59歳、59歳、60歳。

2009年の誕生日を迎えると、メンバーはこの年齢になる(なった)のだけれど、何でしょう、この瑞々しさは。

ムーンライダーズ、結成33年目の新アルバム『Tokyo7』


青春の輝き(気恥ずかしい言葉ですが)と、若さ故のみっともなさ。
30代のワタシでもとっくに失ってしまったものが、どうしてここにあるの~?!

恐るべし、ムーンライダーズ。

しかし、もっと不可思議なのは、未熟と成熟が同居してるってこと。
何でそんなことが可能なの~?

恐るべし、ムーンライダーズ。

あー、聞けば聞くほど、きゅーっと切なくなるし、でも何だかとっても居たたまれなくなる。
好きなのか嫌いなのか、聞きたいのか聞きたくないのか…
これぞまさに『I hate you and I love you』。
結局無限ループ状態・ヘビロテ中ですがね。

6人の個性が如何なく発揮されつつ、バンドとしての統一感はきちんとある。
例えば『むすんでひらいて手を打とう』なんてわけのわからん(失礼)タイトルの曲と、『ケンタウルスの海』なんてスカした(失礼)曲が一緒に収録されていて、毛色が全然違うのに、聞いてみるとやっぱりムーンライダーズサウンド。
つくづくヘンなバンド(笑)

先日のファンクラブイベントで、良明さんが「慶一の詞が良くてね。泣きそうになった」と仰っていましたが、まさしく仰る通りでした。
『夕暮れのUFO、明け方のJET、真昼のバタフライ』の瑞々しさ、『本当におしまいの話』の情けないオトコっぷり、『パラダイスあたりの信号で』の詩的表現、どれも、まさに慶一節ですが、きっと良明さんが泣きそうになったのは『6つの来し方行く末』じゃないかと。

これは慶一さんからメンバーへのラブレターでしょ!(ヘンな意味じゃなく)

まず、言葉の選び方からして、それぞれのメンバーにぴったりはまりすぎ。
かしぶちさんの “コートはおって”“悲しみの住処”“白い崖”、くじらさんの“あんまりないけど(この言い回しが実にくじらさん)”“赤子”“朝寝”などなど。

良明さんへの詞をピックアップすると、
春も夏も秋冬も いつも僕たちは 仕事をしてきた それでいいんだろうと

バンドのリーダー・慶一さん。唯一、途中加入の良明さん。
頭でっかち(失礼)な傾向の慶一さんと、筋骨隆々なギタリスト(ミュージックマガジン増刊「ムーンライダーズの30年」より)良明さん。
2人の間には、友情とは一味違った、プロのミュージシャンとしての信頼がそこにあるんだとしみじみ感じさせる詞です。

今までだって、メンバーのことを歌った曲はあったけど、こんなに美しい楽曲はなかった。岡田さんの曲に乗せてこの詞を歌われた日にゃ、もう…(涙目)
くぅう~!憎いね、慶一さん!
この詞を読んだかしぶちさん、くじらさん、良明さん、岡田さん、博文さんはどんな反応をしたのでしょう。知りたいわ~

全くもって音楽に対する造詣が深くない身としては、テクニカルなことも他のミュージシャンや作品との比較等々を駆使した文章が書けないので、ついついだらだらと、感傷的で独りよがりな文章を連ねました。

でも、もしも興味を持ったなら、是非、聞いてみてくださ~い!
アルバム特設ページもあります。
3,200円。安くはありませんが、高くもない。と、頼まれてもいないのに営業(笑)
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※非常に長~~~いです。おまけに今回、猫なしです※

2006年11月24日金曜日。
愛しのおじサマバンド、ムーンライダーズ結成30周年記念ライブツアー「OVER the MOON 晩秋のJAPAN TOUR 2006」の最終日でしたっ。

私がファンになって11年の短い(ファン歴30年の方からみたらひよっこです)間にも、くじらさんがハイジャックに遭遇、岡田さんが入院のため25周年ツアー欠席、かしぶちさんが入院のためツアー欠席、など危機がたびたびありました。
荒波にもまれながらも迎えた30周年、感慨深いものがあります。

多くの同年代~下のミュージシャンが、「権威」や「伝説」として、ある意味「上がり」になっている中、今だコンスタントにアルバムを発表し、ライブを続けている。6人全員がOVER50で現役バリバリ。カッコ良すぎ。

チケットと
フライヤー












18日の名古屋ボトムラインライブに参加したので、内容は知っていたのですが、24日は朝からそわそわし通し。

18時30分の開場時間少し前に渋谷公会堂=C.C.Lemonホールに到着。改装後初めて見たのですが…あの正面のレモン…。
何でもお金になるんだなあ、と苦笑い。

新譜「MOON OVER the ROSEBUD」中心の選曲で、演奏は名古屋よりもずっと、こなれた感がありました。全員、他の仕事をたくさん抱えているであろうに、さすがプロフェッショナル。
サポートドラムにカーネーションの矢部さんが参加しており、かしぶちさんがキーボードに回ることもありましたが、それでも後半はずっとドラムを演奏してくれたので、ほっとしました。

ところで、アルバムを聞いたときからずーっと気になっているのですが。
『Vintege Wine Spirits,and Roses』。(ライブでの演出もなかなか洒落ていました。)
古いバーで、昔なじみのpansyと語っているというシチュエーション。大好きな曲の1つです。

おそらく、多くのファンをノックアウトしたであろう、慶一さんの言葉の数々。

君は 今を 語ってばかりで 僕は 昔の話するだけで (略)

76年来(ライダーズ結成年、ですね) 仕草は 変わらない 似合うよ ワンピース 古く 感じない

不幸は ずっと 続いてもいいんだ 心の 傷は ふさがらなくてもいいんだ 小さな 幸せ なら手にしなくてもいいんだ (略)

解き放たれそうだ 話を しよう 愛や恋じゃ ない 2人の 話


くぅ~~っ…感・涙!!

が。しかし。
冒頭の詞ですよ。

その名はPansy 遅咲き 蕾

パンジーって、俗語で「女性っぽいゲイの男の人」って意味だと思うのですが…。そうだとすると、この歌の状況は物凄いことに…。
もちろん、この世界は、ヘテロセクシャルだけじゃないんでしょうけれど。
pansy=moonridersと置き換えると、究極のバンドに対する愛の告白と今後への決意表明とも取れる?!(いや、どちらも考えすぎですね)

さて、今年シングルカットされた『ゆうがたフレンド』。ライブでも、もちろん演奏されました。
うーん。何故、シングルにこの曲を選んだのだろう。『Cool Dynamo, Right on』か『Rosebud Heights』なら納得するのだけど。
良明さんの、どんどん展開していくような曲や、ムーンライダーズ名物・男声パワフルコーラスは、好きなんです。
でも、歌詞が。
糸井重里さんは確かにゆかりの人だけど…。

落ちこむ 中高年(略) ともだちも あてもなく それなりには まじめにやってきた (略)「オレたちは 他人じゃないか」「はだかじゃないか」・・・・よくわからない 何ひとつ 取り柄もない 力もない 知恵もない ともだちが いてくれる 葬式まで 多分来てくれる

フォークソングか青春歌謡みたいだ。ムーンライダーズに「中高年への応援歌」風な曲は、歌って欲しくない。

過去を振り返った“俺たち一緒に良くやってきたよなー”詞でもいいのですが(実際、素晴らしい足跡を残しているし)、それを作品にするなら、慶一さんの詞で表現して欲しかった。

同じ「友情」を歌うなら、慶一さん作詞の『No.9』(03年「No.9」)の

おまえと俺とは赤の他人だ さあ カリブの海で ラムを一杯やろう 
一つ屋根の下に いると思うな さあ カリブの島で 煙草いっぱい吸おう


の方がより胸を打つ。

まあ、全て私個人のムーンライダーズに対する過剰で勝手な幻想の押し付け、なのでしょうが。

それはさておき。

ライブも中盤。来ました!名曲『砂丘』『シナ海』。ともに初出は77年のアルバム「ムーンライダーズ」。29年前の曲。少しも色褪せていません。
『砂丘』はライブで何度も聞いたけれど、『シナ海』を生で聞いたのは多分、98年に博文さんとくじらさんが2人でやったClub Quattroでのライブ以来。ライダーズとしては初ではないか。
くじらさん愛のワタシにとっては、思わぬ贈り物。
切なく激しいヴァイオリンの調べにうっとり。抜群のバンドサウンドにうっとり。
この2曲だけ聴いたら、ムーンライダーズ≠ロックバンド。懐が深い?無国籍?ノージャンル?
こういうところも、ムーンライダーズならではの魅力です。

終盤、(ようやく)観客が立ち上がった『馬の背に乗れ』。

ケロっとっとっとっ夫 ケロッと夫(略)来い~~~~~~~~~~カエルの時代

(一見?一聴?)キャッチーな詞と、前のめりに疾走するような勢いの曲ですが、詞を真面目に読んだら、『犬の帰宅』『プラトーの日々』(91年「最後の晩餐」)と同じくらい恐ろしい。博文さん…。

飛び跳ねすぎて 夫婦 ドボン

ひぃい~~~いこれ、既婚者の方々は、どう感じるのか??

そして本編最後で、『ダイナマイトとクールガイ』(92年「A.O.R.」)から、その続編となる『Cool Dynamo, Right on』へ。
待ってました!!岡田さん曲+慶一さん詞の楽曲は、無敵です!!

虹が見れない 僕たち(『ダイナマイトとクールガイ』)

は、18年かけて“砂の天使”に

僕らには 虹が見えた 燃え尽きそうな 虹が見えた(『Cool Dynamo, Right on』)
と語ることができたのです。でも、今この瞬間にも、虹は燃え尽きてしまうのかもしれません。

アンコールは最近の定番『BEATITUDE』(96年「Bizarre Music For You」)で客席を盛り上げ、『DON'T TRUST ANYONE OVER 30』(86年「ドント・トラスト・オーバー・サーティー」)では「30、40、50、60(!)以上は信じるな」と永遠の成熟拒否を表明?し、『Who's gonna die first?』(91年「最後の晩餐」)でライブは終了。

それにしても、まあ、メンバーの皆さんのパワフルなこと!

ほぼ全曲ボーカルを取り、客席に乱入し、女性たちの手を引いてぐるぐる駆け回った慶一さん、縦横無尽にギターを弾きまくり、観客をあおりまくった良明さん、ヴァイオリン・トランペット・マンドリン・パワフルなコーラス・ボーカルといつものように超働き者(笑)のくじらさんの、「動」パワーと、
黙々とベースを弾きつつも『工場と微笑』(82年「マニア・マニエラ」)でおいしいところを持っていく博文さん、本来なら「動」の楽器なのに渋~いドラムと女性ファン垂涎?の歌声のかしぶちさん、キーボードやアコーディオンを奏でながら後ろからがっちりバンドを統率している岡田さんの、「静」パワー。
ぶつかり合って、気持ちのいいカオス状態に観客を引きずりこむ感じ。

慶一さん、岡田さん、かしぶちさん、くじらさん、良明さん、博文さん、なにとぞ、なにとぞ、長生きしてください。

すでに30周年は、「光の速さ」で「遠いパノラマ」になり、ムーンライダーズは、31年目に向けて疾走中、かな。私も足腰鍛えて、追いかけ続けなくっちゃ。
「ipod nano~~!」(ドラえもん調で)

買っちゃいました~(遅い?今更?)!
冬用の靴と美容院が、↓ コイツに化けちまったワケです。

つーさーん!どう?いいでしょ~(ウキウキ)



ガッ!!

か、か、噛んだぁぁぁぁぁぁ!!!!
黒いけど、薄いけど、ノリじゃないのぉぉぉ!!!!!



おいしくなければ、全然興味ありませんね。

…ひどい
ネコ。




それもこれも愛するムーンライダーズの通算19枚目&30周年記念アルバム
「MOON OVER the ROSEBUD」が素晴らしすぎるから…

ちなみに、大きなパネルはヤクルト・土橋選手の1000本安打記念生写真(サイン入り)、右下のカードは、土橋引退試合に配られたカード。
ええ、マニアですが何か?













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白猫が好き☆
ムーンライダーズ

今年、結成30周年を迎えた日本最古のロックバンド。
ねじくれポップな音楽、胸に突き刺さるような歌詞、そして何より、
6人の強力に魅力的なアーティスト。
ワタクシの心をわしづかみにしてから、早11年の時が流れました。

知る人ぞ知る、というより、知らない人は全く知らない。
いやむしろ、知ってる人はマイノリティ。

信者 もとい、ファンを増やそうと、
布教活動 もとい、CDを貸したり、友人たちとのドライブで
無理やりカーステレオにねじ込んだり、等の努力をしたのですが、
実ったためしがなかったのはツライところです。

昨日行なわれた、ファンクラブイベントでの戦利品がこちら↓













中央上が、ヴァイオリン、トランペット、マンドリンなどなどを操りつつ、コーラス・ヴォーカルも取ってしまう働き者?
メンバーの中でワタクシが最も愛するくじらさんこと武川雅寛さんが撒いたチョコレート。
ああ、さぞや甘~い味なのでしょうが、

勿体なくて食べられません。

そして、左が11月初旬からのツアーOVER the MOON /晩秋のジャパンツアー2006のチラシ。
右が、12月26日より公開される映画
「MOONRIDERS THE MOVIE PASSION MANIACS マニアの受難」のチラシと前売券。

そしてそしてそしてそしてそしてそ、そ、そしてっ!
センターのブツはっ!

『メンバーの方々とご一緒にポラロイド写真撮影の権利』
の戦利品。アトラクションの「イントロクイズ」で勝ち取りましたっ!

…ああ…き、キンチョーしたぁ…
…でも、人生で10本の指に入るほど、シアワセな一瞬…
ムーンライダーズの皆さん、撮影してくださったマネージャーさん、
ありがとうございました。

世間一般の目から見たら、
「6人のおじさまたちに囲まれて

ガチガチになってる

30半ばの女の写真」

なワケですが。いいの、マニアだから。

10/25には、30周年の新譜「MOON OVER the ROSEBUD」が発売されます。
ぜひお買い求めください勝手に営業活動展開。実ったためしがないが。

あ、今回全然“猫ブログ”じゃなかった。

「病膏肓に入る」。













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白猫が好き☆
プロフィール
HN:
kawoossan
性別:
女性
自己紹介:
kawoossan:白猫月子(つーさん)の下僕。

月子(つーさん・♀):雑種の駄ネコ。下僕に厳しく、自分に甘く。
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