下僕７周年記念日

2001年12月30日。
実家そばの畑におっこちていた白猫を、煮干を駆使して父が確保した日。
冬空に浮かぶ白くて大きくてまんまるな月を見上げながら、実家に向かった日。
コタツの中にもぐっていた白猫と初めて会った日。
風邪で顔が腫れて、あの日の月みたいにまんまるだったから、名前は月子。

凸凹ありながらも、7年、一緒にやってきたのよ、つ～ぅうさぁ～ん




あ･･･お気に召しませんか･･･


ちょ、ちょ、ちょっとつーさん、またですかっ？


つーさん「カエルって、跳ぶらしいけど、どのくらい跳ぶのかしらねえ･･･
どっかへいっちゃうくらい跳ぶのかしら･･･招き猫たちみたいに。

でも、
おいしいゴハンが出てくれば、別かもねぇ。」


･･･

･･････


『凸凹ありながらも、7年、一緒にやってきたのよ、つ～ぅうさぁ～ん』

もとい。

『凸凹ありながらも、7年、下僕やってまいりました。

これからも下僕しっかり勤めます、つ～～～～～ぅうさぁ～ん』

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